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総選挙アピール

2017年9月28日

全国生協労働組合中央執行委員長 北口明代

 

総選挙アピール 選挙に行って、政治を変えよう! 

安倍9条改憲NO!

 

 9月28日の衆議院臨時国会冒頭、安倍首相は、衆議院の解散を表明しました。

 今回の解散に、大義はありません。消費税の10%への引き上げを問うと表明していますが、森友・加計学園の疑惑の追及を恐れての解散です。自身への疑惑の追及を逃れるために国会を解散した行為は憲法違反であり、決して許されるものではありません。しかし総選挙は、わたしたち主権者が安倍政権への審判をくだす絶好の機会です。「市民と野党の共闘」で、立憲野党の議席を大きく前進させ、安倍政権を退陣に追い込みましょう。

 北朝鮮の核実験・ミサイル発射は許されるものではありません。しかし、軍事的な威嚇や圧力のみの対抗ではなく「対話」による外交こそ、国際社会がのぞむ平和への近道です。「国難」は、北朝鮮にあるのではなく、憲法9条を生かした対話による解決を閉ざす安倍政権にあります。これ以上安倍政権に国政を任せていては、戦争が現実のものとなりかねません。「平和とより良き生活のために」をスローガンとする生協で働くわたしたちの、平和を願う切実な要求を、一票に託しましょう。

 

 私たちは、今回の総選挙にあたり、次の要求の実現をすべての政党・候補者に求めます。

 

 一、働くわたしたちの暮らし優先の政治実現

 (1) 全国一律最低賃金制度の確立と、「今すぐ1,000円、めざせ1,500円」の実現

 (2) 「仕事が同じなら同じ賃金」。同一価値労働同一賃金を法制化させ、均等待遇の前進を

 (3) 消費税10%への引き上げ中止。大企業・富裕層優遇税制の見直しを

 (4) 教育・子育て、社会保障の抜本的拡充を

 (5) 原発ゼロ・震災復興の拡充を

 (6) 一人ひとりが尊重される社会を。個人が自立できる社会制度を

 (7) 真の働き方ルールの確立を。「過労死」「格差」「解雇」合法化の安倍「働き方改革」ストップ!

 (8) TPP11、日欧EPAなど、大企業のための自由貿易協定反対

 

 二、平和な日本と東アジア、世界の実現

 (1) 核兵器禁止条約の署名・批准を

 (2) 辺野古新基地建設ストップ、普天間基地の閉鎖・即時返還、米海兵隊の即時撤退を

 (3) 憲法(9条)の精神で、北朝鮮問題含むあらゆる国際紛争の対話による解決を

 

 今回の総選挙は、立憲主義を守るかどうかが最大の争点です。戦争法廃止、集団的自衛権の閣議決定を撤回させ、憲法を守るあたりまえの政治(立憲主義)を取り戻しましょう。憲法と自衛隊の性格を根本から変えてしまう、憲法への自衛隊明記をやめさせましょう。憲法9条を守り抜きましょう。

 

 10月22日が投票日です。選挙に行って政治を変えましょう。各地の市民連合に結集し、小選挙区においては、「野党統一候補」を支援してたたかいましょう。立憲野党を過半数にし、安倍政権を退陣に追い込みましょう。

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